資料「24時間テレビ“愛は
地球を救う24”への啓発広報要請文書」

AP障十組第14‐2号
                             平成14年1月17日

財団法人
日本テレビ系列愛の小鳩事業団
 理事長  氏家 齊一郎 殿

                        「アジア太平洋障害者の十年」
                        最終年記念フォーラム組織委員会
                           組織委員長 八代 英太
                           実行委員長 板山 賢治

24時間テレビ“愛は地球を救う24”において
「アジア太平洋障害者の十年」の啓発広報のお願い

謹啓 平素より障害者の福祉向上に格別のご高配を賜り厚く感謝申し上げます。

 さて、「アジア太平洋障害者の十年」は、いよいよ本年(平成14年(2002) )最終年を迎えます。

 最終年を記念して、本年10月中旬から下旬にかけ障害者に関する主要な『3つの国際会議』が日本において集中的に開催されます。

 一つは「アジア太平洋障害者の十年」キャンペーンRNN会議、二つは「RI(リハビリテーション・インターナショナル)アジア太平洋地域会議」が大阪府大阪市・堺市において、三つは世界の障害者で組織する「DPI世界会議」が、北海道・札幌市において開催されます。これに引き続き、国連(ESCAP)においてもアジア太平洋地域の「各国政府高官レベルによる評価会議」が滋賀県において開催されます。

 また国内においては、この好機を生かして『3つのキャンペーン』「欠格条項の総点検」・「市町村障害者計画の達成」・「ITネットワーク基盤整備の促進」を展開し、ポスト十年を含む新世紀の障害者施策のあり方を切り拓くべく計画しております。

 さらに最終年記念フォーラムのもう一つの目的は『今世紀、人類は障害のある人々も、障害のない人々も共に社会の一員として自立し、社会参加する「万人共生の社会(ノーマライゼーション)」の実現』を広く啓蒙啓発して、一般市民の協力を得ることであります。

 つきましては、24時間テレビ“愛は地球を救う24”番組のテーマとして、「アジア太平洋障害者の十年」をお取り上げて頂きたくお願い申し上げます。

 日本の障害者団体および専門職団体は、障害の種別や専門領域を超えて一致団結して最終年記念フォーラムを組織し、私たち関係者は「草の根の」「手づくりの」活動をモットーとして粘り強く展開する決意をもって、準備をすすめているところであります。

 何卒、この『3つの国際会議』と『3つのキャンペーン』の成功、そして『万人共生の社会の実現』に貴社のお力添えを賜りたく、ここに重ねてお願い申し上げる次第であります。

敬具


* 関連情報「NTV系列「24時間テレビ」での最終年フォーラム広報啓発を要請」(20020119)


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